2014年7月31日木曜日

お布施の相場は、横ばいか右肩上がり!!インフレはあってもデフレはないのがお布施の相場

株式相場には、上昇もあれば下落もあります。
サラリーマンの給料は、下落は少ないですけど上昇も少ないのが現実!!

サラリーマンの給料は下落が少ないように見えても、税金の料率が上がったり、新しい税金ができたりして手取り金額を比較すれば下落するケースも多いものです。

最近は、葬儀自体を簡素化する傾向になっています。
セレモニーホールと言われる中・大型施設を利用するよりも、住宅くらいの大きさの斎場で家族だけで執り行うケースも多いものです。
規模が小さくなれば葬儀費用も少なくなります。

高齢化社会になって亡くなる人も増えますから、葬儀の数自体は当分、増加しそうですけど・・・・
会社を定年退職して、10年以上が経過すると仕事関係の参列者も少なくなるものですし・・・・

80歳以上で亡くなる人の場合、友人・知人・親戚などの人も高齢者ですから、参列もままならないものです。

本題に戻って・・・
葬儀費用は葬儀会社に払うものですから、規模によって金額が変わります。
お寺に支払う読経戒名料(まとめてお布施)は、葬儀の規模に影響を受けにくいものです。


宗派によって読経の時間も違います。
読経の時間が2倍になったとしても、お布施の金額は同じものです。
(読経する僧侶の位によってお布施の料金が決まっているようです)

結論としては、世の中がデフレ経済のさなかであってもお布施は横ばいの現状維持!!
インフレの時代であれば、お布施は右肩上がり!!
さらには、上がってしまったお布施の相場は下がる事はないものです。

戒名料については、宗派によって違いが大きいものです。
数万円から数百万円の戒名料がありますけど「戒名=仏門に入るための名前」というように考えれば、無料であるべきでは??と個人的には思います。
それも考慮して、右サイドバーに無料の戒名ソフトを掲載しています。

なぜ?お布施の相場は下がらないのか・・・・
お寺の世界は世間と違うから!!と言いたい所ですけど・・・・簡単に言えばお布施の相場は「見栄の相場」とも言えます。

古い家柄であれば、お寺の檀家になっていて仏壇があります。
先祖代々、同じお寺と付き合いが続いています。
という事は・・・おじいちゃんの葬儀の時のお布施⇒⇒⇒⇒おばあちゃんの葬儀の時のお布施⇒⇒⇒⇒お父さんの葬儀の時のお布施⇒⇒⇒⇒お母さんの葬儀の時のお布施・・・・・
と子々孫々まで続いていきます。
お寺にとって檀家を維持したり増やす事は、リピーターを増やす事が目的ですね。

男女の平均寿命を考えると、7年ほどの違いがあります。
同年代の夫婦であれば、7年おきに葬儀があるということですね。
法要などの仏事は地域や宗派によって違いがあります。

初7日、49日、初盆、一周忌、三周忌、七周忌、十三周忌と永遠に続いていきます。
どこで辞めるかについては、個人差が大きいものです。
その度ことに、お寺に依頼して読経してもらうと、必然的にお布施が必要になります。
ご先祖様を大切にする家ほど、お寺にとっては良質のリピーターですね。
(表面には出ないですけど、檀家のランクもあるんです)

一度、お寺に墓地を持てば他のお寺や、公営・民営霊園にお墓を動かす事は少ないものです。
簡単に言えば、お墓を担保に取られているようなものですね(笑)

2014年7月28日月曜日

葬儀におけるお布施の金額は????


葬儀と一口に言っても、斎場を貸しきった大規模なものから、身内だけで済ませる家族葬まであります。
都市部に住む地方出身者の場合、身内が集まりにくいですから直葬で荼毘(火葬)を行い、葬儀という形式を取らないケースも多くなっています。

日本には「信教の自由」が保証されていますから、仏教以外でもキリスト教神教などもあります。
仏式以外では、お坊さんの出番はないですけど・・・

生前は無宗教の人であっても、葬儀やお墓は仏教という人も多いものです。他の宗教からみれば不思議な現象です。

仏教には「浄土宗」「真宗」「日蓮宗」「禅宗」などの様々の宗派があります。
同じように見えるお寺でも宗派が違うケースもあります。

最近、色々な品物を買ったりサービスを受ける時に「価格com」などて比較する人も多いですけど、お寺だけは比較しにくいものです(笑)

仏式の葬儀というと、お坊さんの読経があります。
宗派によっても違いますけど、入場から退場まで1時間程度ですね。
葬儀の際に必要な物が「戒名」です。
(このサイトの右サイドバーには自分で戒名をつける事ができるフリーソフトがあります)

「読経」+「戒名」=「お布施」です。他にも「足代(交通費)」が必要になります。

お布施の相場って公開されていないですし、地域によって違いがあります。
一般的には、約55万円くらいでしょうか・・・・
55万円を高いと見るか?安いと見るかは個人差が大きいものですね。

読経や戒名を授けるお坊さんの位によって違いがあります。(外部からは理解できない世界ですね)
同じ内容の仕事を行っても、役職によって報酬が違うと言う不思議な現象です。

1時間の仕事として考えると、パート労働者の時給が全国平均で800円くらいですから、700倍の時給になってしまいますね(笑)
続けて仕事があるとは限らないですから、仕方ないでね。

遺言遺産相続の際に、弁護士に依頼する場合、5000円/30分です(時給では10000円です)

話を戻して、お布施はクレジットカードや分割ローンではなく、一括現金払い!!(富裕層の人であれば小切手の場合もあります)
さらには、領収書も無し!!
お寺の収入は無税扱いですから問題なくても、支払う側としては領収書が欲しいものです。

最近は、領収書を発行するお寺も増えているようですけど、まだまだ少数派ですね。

2014年7月25日金曜日

戒名と言えばお寺!!お寺(お坊さん)の本当の姿とは???

戒名といえばお坊さんがつけるもの?
お坊さんといえばお寺!!!

戒名の話題に関係するものとして、お寺&お坊さん&住職について考えてみます。

お寺お坊さん住職というと同じように見えて、外部から見ていると区別がわかりにくい。

お寺というと「本堂や門や宿坊・墓地などを含めた施設全体」というイメージです。
お坊さんや住職の所有物ではなく、檀家全体の持ち物です。

お坊さん(僧侶)と住職という区別がつかない・・・・住職はお寺の管理者であり、お坊さんはお寺で働いている人です。

お寺に関する疑問というと・・・・

□ お坊さんはお金持ちですか???

□ そもそも、お坊さんに給料はあるのでしょうか???

□ お寺のお賽銭の行き先は???? 

□ お坊さんは肉も食べるしお酒も飲んでいますけど???

□ お坊さんは結婚して良いんですか????

□ お寺って税金を払っているんですか???

他にも色々な疑問がありますけど・・・・・

お寺と一口に言っても、古くから存在するお寺もあれば新興宗教などのように新しいものもあります。
清水寺や法隆寺のような格式のあるお寺もあれば、得体の知れないお寺(宗教施設)もあるのが現実です。

葬儀があればお坊さんの需要は発生しますから、食いはぐれのない商売ともいえます。
ただ、少子化や地方では過疎化が進行していますから、人口減少はお寺にとって収入減になり存続が危ぶまれます。

そもそも、長寿社会と言っても永遠の命があるわけではありませんし、いつかは寿命が終わります。
単純に言えば、人間の死亡確率は100%という事ですから、葬儀の数は人間の数と同じだけあります。
(最近は直葬という事で、葬儀をしないケースも増えつつありますけど・・・・東京では全体の40%近くになっているようです)

仏式の葬儀があれば読経代・戒名代等が発生します(一律にお布施として支払いますから料金の内訳はないものです)

熱心な檀家であればお布施の支払いには抵抗がないでしょうけど・・・一般的には、金額の根拠がないのがお布施ですね。

葬儀の感想として、お布施の金額について不満を感じる人は多いものです。

2014年7月15日火曜日

お寺の収入は???お布施&葬儀&法要・・・・

お寺が近くにあっても、お寺の内情は知られていないものです。

お寺の収入源は????
 お寺といえどもお金がなければ維持していけません。
資本主義の日本において、お寺にも収入・支出を考える必要があります。

お寺の収入の大部分は「お布施」によるものです。
葬儀の読経代」「戒名料」「法要時の読経代」等がありますけど、一まとめにして「お布施」になります。
葬儀は1回でも、法事は「初七日」「四十九日」「初盆」「一周忌」「三回忌」「七回忌」等、複数回に及びます。
その度に「お布施」が入ります。

お寺の檀家の考え方や遺族の考え方にもよりますけど、合計すれば百万円単位になります。

よく戒名料が高い!!とは言いますけど・・・・(このサイトのサイドバーには無料の戒名ソフトがありますから無料です(笑))

お寺で葬儀を行うという事は・・・お寺の檀家になるという事。
無宗教の人が多い現在では、檀家の存在は意識されていませんけど・・・・

そうそう、お寺や宗派によって違いがありますけど「春秋の彼岸」「お盆」「年越し・正月」にも法要があり、お布施が入ることもあります。
熱心なお寺!!というイメージもありますけど・・・・

お布施はお坊さんが働いて得る収入ですけど、お寺に設置されている「お賽銭箱の収入」や「墓地の管理費用」もありますし、由緒あるお寺であれば「拝観料」等もありますね。

お寺で売っているロウソクや線香も大切な収入源です(なんといっても利益率が高い)

葬儀があれば、位牌も売っています(白木と黒塗りの2本がセットです)
仏壇を新しくした場合などは「開眼供養」もあります。

古い仏壇から魂を抜くにも読経がありますし、新しい仏壇に魂を入れるにも読経がありますから、お布施の対象範囲です。

ここまでは、お寺を外から診てわかる範囲です。

お寺のサイドビジネスにも注目です。

サイドビジネスというと「幼稚園経営」や「介護施設経営」等があります。
収入も大きいですけど、施設の建築費用や人件費を考えると手間・経費が大きいため、旨みのある副業とはいえません。

知られていないサイドビジネスは「アフィリエイト」です。
「アフィリエイト」という言葉は新しいですから、わかり難ければ物品販売・サービスなどの紹介手数料収入です。

仏壇・位牌・お墓などに関して知識がある人は少ないですから、葬儀の際にはお寺に相談する人も多いものです。
相談しなくても、お坊さんのほうから進めるケースもあります。(一見、親切に感じますけど・・・)
斎場でも同じような事を行っていますね。

実は、仏具・石材業者などは、お寺に出入りしていますから、顔見知りになっています。
喪主の相談に乗って、品物の購入先を紹介すれば「紹介料」がキャッシュバックされます(表向きは「お布施・寄付・寸志など」になっています)

葬儀に関する仏具・位牌・仏壇・墓石などは定価があってないようなものです。
「紹介料」という事で金銭を受け取ると、雑所得になり税金の対象ですけど、「お布施」は無税!!さらには、領収書がない場合も多いですし・・・・

業者にとっても営業しなくていいですから、メリットがイッパイです。

最近は葬儀費用の不透明さにクレームが多くなり、領収書が発行されるケースも多くなっています(大手業者の場合です)

「お布施==気持ち」と言いつつも、一定の相場があるということは、気持ちとは言いにくいものです。

法事ができるお寺の場合、境内内に「食事ができる休憩施設」や「精進料理がある小料理屋」を紹介してくれます。
この費用の中に「紹介料が含まれているかどうかは不明」ですけど・・・・
ただ、「料理の仕出し業者」や料亭が「お寺の檀家」というケースもあるようです。