2014年7月15日火曜日

お寺の収入は???お布施&葬儀&法要・・・・

お寺が近くにあっても、お寺の内情は知られていないものです。

お寺の収入源は????
 お寺といえどもお金がなければ維持していけません。
資本主義の日本において、お寺にも収入・支出を考える必要があります。

お寺の収入の大部分は「お布施」によるものです。
葬儀の読経代」「戒名料」「法要時の読経代」等がありますけど、一まとめにして「お布施」になります。
葬儀は1回でも、法事は「初七日」「四十九日」「初盆」「一周忌」「三回忌」「七回忌」等、複数回に及びます。
その度に「お布施」が入ります。

お寺の檀家の考え方や遺族の考え方にもよりますけど、合計すれば百万円単位になります。

よく戒名料が高い!!とは言いますけど・・・・(このサイトのサイドバーには無料の戒名ソフトがありますから無料です(笑))

お寺で葬儀を行うという事は・・・お寺の檀家になるという事。
無宗教の人が多い現在では、檀家の存在は意識されていませんけど・・・・

そうそう、お寺や宗派によって違いがありますけど「春秋の彼岸」「お盆」「年越し・正月」にも法要があり、お布施が入ることもあります。
熱心なお寺!!というイメージもありますけど・・・・

お布施はお坊さんが働いて得る収入ですけど、お寺に設置されている「お賽銭箱の収入」や「墓地の管理費用」もありますし、由緒あるお寺であれば「拝観料」等もありますね。

お寺で売っているロウソクや線香も大切な収入源です(なんといっても利益率が高い)

葬儀があれば、位牌も売っています(白木と黒塗りの2本がセットです)
仏壇を新しくした場合などは「開眼供養」もあります。

古い仏壇から魂を抜くにも読経がありますし、新しい仏壇に魂を入れるにも読経がありますから、お布施の対象範囲です。

ここまでは、お寺を外から診てわかる範囲です。

お寺のサイドビジネスにも注目です。

サイドビジネスというと「幼稚園経営」や「介護施設経営」等があります。
収入も大きいですけど、施設の建築費用や人件費を考えると手間・経費が大きいため、旨みのある副業とはいえません。

知られていないサイドビジネスは「アフィリエイト」です。
「アフィリエイト」という言葉は新しいですから、わかり難ければ物品販売・サービスなどの紹介手数料収入です。

仏壇・位牌・お墓などに関して知識がある人は少ないですから、葬儀の際にはお寺に相談する人も多いものです。
相談しなくても、お坊さんのほうから進めるケースもあります。(一見、親切に感じますけど・・・)
斎場でも同じような事を行っていますね。

実は、仏具・石材業者などは、お寺に出入りしていますから、顔見知りになっています。
喪主の相談に乗って、品物の購入先を紹介すれば「紹介料」がキャッシュバックされます(表向きは「お布施・寄付・寸志など」になっています)

葬儀に関する仏具・位牌・仏壇・墓石などは定価があってないようなものです。
「紹介料」という事で金銭を受け取ると、雑所得になり税金の対象ですけど、「お布施」は無税!!さらには、領収書がない場合も多いですし・・・・

業者にとっても営業しなくていいですから、メリットがイッパイです。

最近は葬儀費用の不透明さにクレームが多くなり、領収書が発行されるケースも多くなっています(大手業者の場合です)

「お布施==気持ち」と言いつつも、一定の相場があるということは、気持ちとは言いにくいものです。

法事ができるお寺の場合、境内内に「食事ができる休憩施設」や「精進料理がある小料理屋」を紹介してくれます。
この費用の中に「紹介料が含まれているかどうかは不明」ですけど・・・・
ただ、「料理の仕出し業者」や料亭が「お寺の檀家」というケースもあるようです。

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