2014年9月15日月曜日

お寺の住職は家賃要らず!!年中無休の生活。

お寺の住職の最大のメリットは、家賃が要らないこと!! 当たり前の事のように思えますけど、お寺に通ってくるお坊さんの場合、社宅扱いになっていていくらかの家賃が必要な場合もあります。

お寺の境内にある住居は、住宅ではなくお寺の施設の一部です。
お寺に住んでいるような扱いです。
住宅というよりも、お寺を年中無休で管理する為の宿直室みたいなものです。

年中無休と言っても、葬儀や法事、清掃などの用事がないときは休みです。
お寺の仕事には、労働基準法が適用されない自営業みたいなものです。

大きなお寺で、複数のお坊さんがいるお寺の場合は、サラリーマンと同じように定期的に休みもありますし、有給みたいなものもあります。
朝早くに起きて、境内を掃除して鐘があれば金をつくのも仕事ですし、年末年始を始めとしてお寺の行事で残業があれば、残業手当もあるんです。

ほとんどのお寺は住職1人の場合が多いですから、自営業みたいなものです。
ついでに言えば、定年もないんです。
高齢になって介護が必要になる場合は、お寺から出て行かざるを得ないですね。

お坊さんの仕事というと、葬儀の読経をイメージしますし、法事などの際にも読経があります。
実際には、読経している時間は、お坊さんの仕事中では、ほんの一部!!

お寺には檀家の人が来たりしますから、整理整頓掃除が日課ですし、墓地があればメンテナンスもあります(お寺の受け持ち範囲は通路などの共通部分だけです。個別のお墓は所有者負担です)

地域にあるお寺の場合、葬式や法事があれば出かけることになりますから、奥さんがお寺の管理をしなければなりません。
お寺の住職の奥さんはお寺で共働きですね。

専業主婦にはなれないものです。ただ、家賃の要らない生活をしていますし、お供え物などもありますから、食費などは助かります。
子どもの教育費が悩みの種ですけど・・・・・

住居部分が老朽化したから建替えたい!! こんな風に思っても、簡単に建替える事もできませんし現金が必要になります。
個人の所有物ではありませんから、住宅ローンを利用できません。

住居部分もお寺の施設の一部ですし、個人に所有権がありませんから、住職が亡くなったり跡継ぎがいなくなれば、お寺から出て行かなければなりません。
そういう部分は、社宅や借家と同じ扱いですね。

お寺の住居は境内に建っていますから、庭(?)も広いですし、樹木もあり風通しも良いですから、健康的な生活が送れる環境です。
ただ、葬儀などには予定が立てにくいですから、時間は不規則になってしまいます。

お寺の朝は早い!!夏はいいけど、冬も同じ時間に行動が始まります。
早起きするためには早く寝る!!電気代が少なくて済む!!地球に優しいエコライフです。

実際は、葬儀の予約は真夜中にも電話がありますから、睡眠不足になる事もありますし、急な予定変更もありますから神経が休まりませんね。

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