「年中無休・24時間営業」というと、コンビニ・ファミレスなどがあります。
自営業の人も年中無休と言えます。
それと同じように、お寺も「年中無休・24時間営業」です。
お寺で「本日定休日」というような看板はありません(笑)
表向きは「年中無休」になっていますけど、「友引(6日に1回)」には葬儀を行いませんから、定休日みたいなものですけど・・・・
結婚式場にとっての「仏滅」みたいなものですね。
「友引」に葬儀を行っても、火葬場が休みですから・・・・
都市部では、友引でも営業しているようですけど・・・・
仏教であれば「友引」の葬儀は控えますけど、神教やキリスト教などには「友引」は関係ないですから・・・・・
神教やキリスト教などでは、遺体は土葬する事が当然のように思われていますけど、日本では火葬が一般的です(土葬は例外扱いです)
仏滅の結婚式費用が安くなるように、友引の葬儀が割引になる事も・・・・
お寺関係者の結婚式などは「友引」の日に行う事が多いものです。お寺関係者が集まりやすいですから・・・・
土曜・日曜・祝日などは、お寺への参拝者も多いですし法事なども多いものです。
葬儀の依頼などは突然連絡がありますから、予定が立ちにくいですし重なるケースも多いものです。
葬儀が重なったからといって、他のお寺に頼む事ができないものです。
後々の法事などを考えれば、スケジュール・調整能力をフル回転させなければならないですね。
お布施などで多額の収入がある楽な仕事のように思われがちですけど、時間に縛られていますから時給換算すれば、案外、安いものです(苦笑)
そもそも、お坊さんの給料っていくらぐらいあるの???
一般的には、お坊さんに給料があると思っていない人が多いものです。
サラリーマンと同様にお坊さんの給料も月給制です。
お布施・お賽銭・付け届けなどの収入は、一旦、お寺の口座に入金されてから、個人の口座に入金されます。
お坊さんも給料をもらっているという事で、お寺は税金を払っていませんけど、お坊さんは税金を払っています。
給料ですから、所得税・住民税・年金・健康保険などは、サラリーマンと同様なんです。
お坊さんには定年はないんですけど、途中で退職すれば退職金もありますし、失業保険ももらえます。
お寺において住職という役職は、経営者ですから残業手当などはありませんけど、大きなお寺であれば多くの僧侶が勤務していますから、残業手当もあれば有給休暇もあります。
小さなお寺の場合は、自営業者!!大きなお寺であればサラリーマンみたいなものなんです。
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