お坊さんは仏門に入った人ですから、俗世間とは違う世界で生きています。
とは言いつつも、サラリーマンみたいな要素も多いですし・・・・
仏門に入る事は俗世間から離れる事ですから、結婚などの習慣はありません。
というのが原則論ですけど、実際には世間の人並みの生活をしています。
お寺の境内の一部には住宅があり、家族で生活しています。家族があるということは結婚しているという事ですね。
お坊さんの奥さんは、お寺関係の仕事ではない場合もありますし、子どもは普通の生活をしています。
長く続いているお寺の住職は世襲制度によって維持されているケースが多いんです。
お寺の住職に子供がいない場合、人材不足ですから亡くなった場合はお寺自体がなくなってしまうケースも考えられます。
普通の会社みたいに定年制度がない場合が多いですから、高齢になっても仕事をし続けて引退できない場合もあります。
最近は、お寺も系列化されていますから、会社の転勤みたいに本山の寺院から住職が派遣される場合もあります。
学校の教科書では取り上げられていないのですけど・・・・
浄土真宗の開祖・親鸞上人は結婚していました。
江戸時代までは、出家してお坊さん・尼さんになるという事は結婚しない(結婚禁止)という事でしたけど・・・・・
そうは言いつつも、不倫などはしていたようですね。
明治時代になると、僧侶の結婚もOK!!になりました。
江戸時代までは、僧侶というと特別な人という扱いでしたけど、一般人の仲間入りしたわけです。
テレビのニュースで言えば、天皇家にも民間人がお嫁入りしますし、女性皇族は民間人にお嫁入りしますから、お寺も特別な事ではなくなりました。
お寺の住職は世襲が多いということは、結婚して子供が必要になるんです。
もっとも、子供がお坊さんになるとは限りませんから、必ずしも世襲できるとは限りませんけど・・・・
子供が世襲しなければ、お坊さんが亡くなったり仕事をリタイヤした時点で、残された家族はお寺から出て行かなければならないんです。
お寺や住居は、住職のものではなく檀家のものですから・・・・厳密に言えば宗教法人の所有物ですね。
お寺(お坊さん)と結婚に関する事で参考になるのが「お寺に嫁いでしまった」ですね。
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あまり知られていないですけど、お寺の結婚支援サイトもあるんです。
西本願寺の「NET縁」があります。
お嫁入りもあれば婿養子もあります。
お坊さんと言っても、特別な職業ではないんです。
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