2014年8月20日水曜日

お寺のお賽銭&お供え物はどこに行くのか?仏様が使うの???

神社やお寺においてあるのが「お賽銭箱」です。
お賽銭箱に入ったお金の行く先は??? 
テレビなどでお正月に集まったお賽銭を銀行員が計算しているニュースが報道されます。

お正月以外のお賽銭も、お寺関係者や銀行員が回収して銀行口座に入ります。
ここまではメディアで報道されますけど、この先の動き方は???

1部はお寺の維持管理費になりますし、1部はお坊さんの給料の1部になります。
お寺によっては、講演会・法話会など開催費用にもなります。

お賽銭で集まったお金は、何にでも使えます。

外国人が神社やお寺をみて、お賽銭箱に疑問を感じるそうです。
不思議な箱に中にお金を捨てている???
誰も何も言わないけれど、置いておくだけでお金が集まる不思議な箱がお賽銭箱です(笑)

お金が貯まっているのに、誰も盗んでいかないのも不思議な現象に見えるらしい・・・・
結局、日本人のモラルの高さかも・・・・
(賽銭泥棒のニュースも小さく報道されてはいますけど・・・・)

お賽銭箱には1円玉もあれば1万円札もあります。中には小切手もありますけど・・・
お賽銭の金額には決まりはありません。
気持ちですから、1円から数万円まで自由です。

お賽銭箱は神社にもお寺にもあります。
お寺には仏様を祭ってあるし、神社には神様を祭ってあります。祭ってある本尊に違いがあっても賽銭箱は同じもの???

神社の賽銭箱の由来はハッキリしないのですけど・・・・お寺の賽銭箱の由来は「お金に対する執着を捨てる仏教の修行」です。
とは言いつつも、お金に色はついていませんから、お布施の一種ともいえますね。

と言う事は、仏教徒でなければお賽銭は不要???無宗教の人も多いですから・・・・
深く考えなければ、誰でも仏教の修行を生活の中に取り入れているということでしょうか・・・・

神社のお賽銭の意味は・・・神様に対する「お願い事」の料金みたいなものですね。願い事が成就すれば感謝料という意味合いもありますね。

お寺が貰うものと言えば、お賽銭もありますし本尊へのお供え物もあります。
お布施と言うとお金をイメージしてしまいますけど、元々は本尊へのお供え物の事をさしています。

お供え物については、宗派によって色々な習慣があります。
お米・御菓子・酒類・果物・野菜など様々です。

仏門に入ると言う事は禁酒生活のはずですけど・・・・と硬い事は横に置いといて(笑)

当然のことながら、本尊に備えておいても仏様は食べません(笑)
好き嫌いがあるわけでもダイエットでもありませんけどね。

昔(江戸時代くらい)は、お寺が地域の権力者でしたから、穀物の豊作に対する感謝の意味を含めてお供えしたものです。

お供え物は、1日から数日が経過したら住職・家族・お寺関係者の胃袋の中に消えます。
長くお供えすることで、腐ったりしたら処分するのも大変ですから・・・・。

お供え物にも人間の見栄がありますから、高級品が多いものですね。
お酒・ビールなども多いですから、お坊さんはお酒代が少なくて済みます(笑)

スナックや料亭に出かけなければ・・・・檀家と一緒であればお金は出してもらえますし・・・・。


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