2012年6月19日火曜日

感謝の気持ちをこめて「お返し戒名」という考え方があります

戒名は貰う物?確かに、亡くなってからつける戒名は、授けてもらうものです。生前戒名は自分でつけることができます。生前戒名は、貰う物とは限らない!と言うよりも、貰う物ではない!と言えそうです。

自分で戒名をつけるとなれば、他の人の戒名も気になるものです。特に、親・先祖の戒名は、死後戒名ですけど、親・先祖の人柄や功績を表しているのか?
熱心なお寺の檀家であれば、お坊さんも故人の人柄・功績を知っているでしょうけど、形だけの檀家であれば、形式的な戒名である事が考えられます。

戒名料の金額によって、戒名の内容が決まっているのかもしれません。
戒名は、一度、決めたら変えられないものではなく、何度でも変えることができるものです。
親・先祖への感謝・畏敬の念をこめて、戒名を贈る事もできるものです。

親から名前を貰うだけでなく、親に名前を贈る事ができるのが、戒名です。
親が子供の幸せを込めて、名前をつけるように、子供が親・先祖に対して、来世での幸せを込める事ができるものです。

お返し戒名」と言うのは、某寺院の呼び方で、正式名称ではありませんけど、贈り物を貰った時に、お返しをするような日本文化に準じたものと言えます。
生命は輪廻(りんね)すると言われます。生まれ変わった時には、子供から始まりますから、子供に贈る名前となるかもしれませんね。

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